株式・投資信託 保有上位銘柄(2012/02/29) [投資信託 組入上位銘柄]
2012/02/29 時点の購入ファンドおよびCFD、日本株、海外個別株の保有比率上位銘柄を更新。
今後、どれだけできるかわかりませんが、折角マンスリーで書いているので、自分自身の備忘録的な意味も含め、証券会社などがリリースしているレポートからマクロ的な情報も載せていきたいと思っています。
日本株は以下のとおり。先月と同様です。特段代わり映えはしていませんw。
銘柄 | 国・地域 | セクタ | |
1 | 日本リテールファンド投資法人(8953) | 日本 | REIT |
2 | オリックス(8591) | 日本 | 金融(その他金融) |
3 | 野村ホールディングス(8604) | 日本 | 金融(証券) |
4 | 商船三井(9004) | 日本 | 海運 |
5 | エーザイ(4523) | 日本 | 医薬品 |
2月の東京株式市場は、大幅上昇。日銀の追加金融緩和により、円安が進んだこと。中国やインドの預金準備率引き下げなど、各国が金融緩和に動いていること、アメリカの経済指標が堅調だったことも株式市場の下支えとなりました。
今月の証券レポートなどでみられるキーワードは、復興需要の顕在化。
貿易収支の悪化が話題となりましたが、為替が円安に振れていることなどで輸出環境も好転しつつあるなか、復興需要がGDPの押し上げに貢献するという論調が目立っています。
経常収支赤字の懸念などでの円安とか言われていますが、基本的には数字にあたろうとしない、マスコミや投資情報会社の煽りです。
国際投信投資顧問 投資戦略マンスリー 2012年3月号から。
2012年1月の貿易収支は、資源エネルギーを買っている地域からの輸入超過が拡大。 中国は、旧正月が例年より早かったため輸出が急減速したことに加え、輸入を前倒ししたことによる影響が大きい。一方で、中国を除くアジア向けの貿易収支の悪化が懸念点として挙げられています。
中央三井アセットマネジメント Monthly Review 経済概観 2012.2 から。
経常収支自体は、地震、洪水、円高などの影響で悪化しています。とはいえ、経常収支の大半を占める所得収支は、
国際投信投資顧問 投資戦略マンスリー 2012年3月号から。
金融緩和などによる金利低下で、債券利子は低下傾向ですが、買収などによる直接投資、株式配当などは増加傾向にあることがグラフからは見て取れます。
この傾向が急激に変化することは考えにくく、少なくとも現時点で経常収支がマイナスになると喧伝することは、単なる煽り、と言って差し支えないと思います。
海外株の保有上位銘柄は以下の通り。
新興国とりわけ、中国株が上昇していることから、チャイナ・モバイルが順位を上げました。ランクのすぐ下にも、中国建設銀行、DBGグループ(シンガポール)などが続いています。中東からは、初めて、エティハドがランクインしました。
天然資源エネルギーは、レポートをみると、ファンド自体が株式の組み入れを下げキャッシュポジションを高めていること、石油メジャーの比率が下がったことで、BPなどの順位が下がりました。
銘柄 | 国・地域 | セクタ | |
1 | Veolia Environnement | フランス | インフラ |
2 | Siliconware Precision Industries Co., Ltd | 台湾 | ハイテク |
3 | Telefonica, S.A. | スペイン | 通信 |
4 | France Telecom SA | フランス | 通信 |
5 | HSBC Holdings plc | イギリス・香港 | 金融(銀行) |
6 | Rio Tinto Plc | オーストラリア・イギリス | 鉱業 |
7 | Apple Inc. | アメリカ | ハイテク |
8 | Vale S.A. | ブラジル | 鉱業 |
9 | Necrest Mining | オーストラリア | 鉱業・金鉱 |
10 | SIMON PROPETY GROUP | アメリカ | REIT |
11 | BHP Billiton Limited | オーストラリア・イギリス | 鉱業 |
12 | China Mobile(中国移动通信) | 中国 | 通信 |
13 | Gafisa S.A. | ブラジル | 建設 |
14 | Exxon Mobil | アメリカ | エネルギー |
15 | Etihad Etisala(エティハド・エティサラート) | サウジアラビア | 通信 |
新興国も、ギリシャ問題などの外部環境のおちつきなどからマーケットが大きく上昇。 各国の金融緩和も続いていますので、株式については引き続き堅調に推移することが予想されています。
個別株で目にとまったのは、中国で、事業再編による業績改善期待から、エスプリが+52.1%上昇。
株式市場が堅調な一方で、金融緩和による、金利低下やインフレ懸念により、債券・為替市場などはもみ合いが予想されています。前の記事にも取り上げましたが、円安が進んでいますが、新興国通貨の戻りは弱いです。
リーマンショック前の水準から、多くの通貨がまだ、7割に届かない程度まで戻したところ。 あと10~20%の上昇余地は残っていると思っていますので、
円高のうちに、しっかりと仕込んでおきたいと思っています。
投資先上位10地域は以下の通り。(個人年金保険分は含まず).課題としては、トルコ、インドあたりをどう増やしていくかですw
現金(日本円および海外為替も含め)を除く、アセットアロケーションは以下の通り。
日本債券は個人年金保険分。リバランスができないので、どうしても、目標よりもアロケーションが大きくなっていますが、5%以下にしたいと思っています。新興国株式は、30%、新興国債券は、8%を目標に頑張っていきます。あとは現状から、+2~-2% の間に収まるようにしていく予定です。
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