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サラリーマン投資 2013/05月3週 [投資履歴]

USドル円は103円に乗せてきました。以前にも書いたように、アメリカの景気回復による「ドル高」によって為替が動いています。日米の金利差の拡大とも言われていますが、2012/11月から、それは、あてはまらないようです。

ドル円金利差.jpg

カブドットコム証券のレポートにある、三菱UFJモルガンスタンレー証券 エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.111 から。

今週は、為替の水準よりも金利上昇がマーケットの注目を集めたようなので、金利について色々見てみました。

日本国債長期金利(20120518-20130517).jpg

日本相互証券株式会社のチャートより

上記のチャートでも分かるように、日本の長期金利が急上昇していることが分かると思います。4/4の日銀の「異次元」金融緩和策以降、債券市場は、乱高下しています。

緩和直後の4/5に、債券先物の下落でサーキットブレーカーが発動

今月に入っても、5/10に、債券先物が1円安でサーキットブレーカーが発動し、今週5/13 にも、債券先物が大幅下落してサーキットブレーカーが発動しています。

過去にも、長期金利急騰場面は、何度かあったようです。

過去の長期金利の動き.jpg

カブドットコム証券のレポートにある、三菱UFJモルガンスタンレー証券 エリオット・ウェーブ・フォーキャスト No.111 から。

早速、煽りっぽい、長期金利上昇、金融危機の「誘発点」はどこか? なんて記事がでてますが、読んでみても、私のような素人には、小難しくてわかりにくいですねw。

素人として率直な疑問点は、

日銀が異次元の金融緩和策で、国債買い入れを、2012年末の国債保有残高89兆円から190兆円へと増額する。つまりは、債券購入による金利低下、債券価格を上昇させます。こうした政策が必要なのは、

日本国債は9割以上が国内金融機関が保有しています。政府としては、インフレ期待を高めるために、ある程度、長期金利を上昇させていくわけですが、それは債券価格が下落していくことであり、つまりは、債券保有者が債券を売る=国内金融機関が国債を売る、ということになります。

日銀の国債買い入れによって、市中にお金をばらまくだけでなく、債券価格の動き、つまりは長期金利の動きを安定化させることに加え、

3月のGDPの上昇でも、企業の設備投資はまだ数値の貢献ができていませんが、

金融機関の投資先を債券ではなく、企業の貸し出しに廻して、設備投資させて、景気を良くしたいという意図が、政府・日銀にある

と思いますが、

そして、そのときには、すでに国内金融機関の債券保有比率は低下しているので、金融システムの動揺がなぜ起きえるのか?

です。

まあ、ヘッジファンドが債券先物を使って売り崩す、とかあるのかも知れませんがw、それって、BOJ(Bank of Japan) に喧嘩をふっかけるということになるわけですが、「賭け」としては結構、高リスクなのではと思いますし、

日本国債が、利回りにしろ利率にしろ、3%、4% になれば、高利回り商品として普通に金融機関によって買い戻しされると思うのですが...、どうでしょうかw?

日本国債長期金利(2003-2013).jpg

日本相互証券株式会社のチャートより 

過去十年の長期金利は、上記のようになっています。直近の長期金利は、居場所を求めて乱高下していますが、金融危機云々は、まずは2%越えてからじゃないでしょうか...、「運用部ショック」のときは、2.5%まで上昇したようですが...

あと、下のチャートは、アメリカの10YearT-Note(アメリカ中期国債)と日本国債10年もののチャートになります。先進国の国債は、どこも結構乱高下しているようですね。 

米国・日本債10年チャート.jpg

新規購入

投資信託で、J-REITインデックス、アセアン成長国、インド株式、先進国債券インデックス、プレステージ&ラグジュアリー、カナダ債券、ブラジル・ボンド、新興国株式 を買い付け。

現物株式では、住友商事(8053)、もしもしホットライン(4078) を買い付け。

もしもしホットラインは、週明け、売られましたが、ボチボチ買い戻されているので、引き続き買い増し、を継続しようと思います。あと、トーカロ(3433)は、減益にもかかわらず、増配もあってか上昇となりました。

FX EUR/USD 1.3000(10) SHORT

ユーロが下がってきてますが、まだまだこれから。

20130517.jpg

資産自体(日本債券<個人年金保険>を除く)は、含み益および買付により、先週比+2.80%

堅調。

引き続きマイポートフォリオは、順調に資産を増加させています。 

多くのアセットは横ばいでしたが、先週比で、グローバルREITが約+5%、日本株が約+6%上昇したことがパフォーマンスに寄与しました。

マーケットは、新興市場を中心に乱高下してますね。バイオやゲーム関連で右往左往している人たちが多そうですが、私のポートフォリオでは、ソニー、オリックスで材料がでて大きく上昇ましたし、決算発表後の日揮も株価が堅調に推移しています。

日揮については今週、決算内容のレビューの記事を書きたいと思っていましたが、今週のホットトピックは長期金利上昇だったので、近いうちに、会社分析を踏まえて記事にしたいと思っています。

以前書きたいといっていたプレステージ&ラグジュアリーな業界分析もFY2012の資料が揃ってきているのでまとめたいと思っていますし、

グリー、DeNAの決算をうけて、コンシューマ、PC & SNS を含めたゲーム業界についても、ちゃんとまとめてみたいと思ったので、 これから資料をなどを集めたいと思っています。

 

 

 

 


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