サラリーマン投資 2012/12月1週 [投資履歴]
今週気になったニュースは、
カナダ政府、中国海洋石油(CNOOC)によるネクセン買収の承認
CNOOCだけでなく、マレーシアのペトロナスによるカナダのプログレス・エナジーの買収も承認されています。
カナダの保守政党がエネルギー企業が海外の企業に買収されることに反対していましたが、カナダ政府は、アメリカのシェールガス革命によって、アジアと北米の天然ガスの価格差が広がっていることを受けて、アジア向けのLNG輸出を積極化しています。
カナダのLNGプロジェクトに関わる主な日本企業というと、
INPEX(国際石油開発帝石)と日揮の共同出資会社が、買収されるNexen から権益を獲得していますし、三菱商事が、Shell が主導するプロジェクトに参画しています。
今回のニュースは、下の図のカナダ西海岸から日本を含めた、東アジア、東南アジア向けの天然ガス輸出の動きの一つとなります。
引用:JOGMEG カナダ太平洋岸LNG開発の現状 、シェール革命で日本のエネルギー事情はどう変わるのか
新規購入
投資信託で、新興国株式インデックス、MENAファンド、netWIN、南ア・ランドMMF を購入。
現物株式では、ポイント(2685) を買い付け。
FX EUR/USD 1.31000(10) SHORT
以前指していた指値が残ってました...orz。Weekで有効期限切れるオーダーを入れたつもりでしたが、取り消すまで注文が有効なGTC(Good Till Cancel)オーダーになっていた...。
米雇用統計時に決済してもよかったのでが、SPも取れてるし、折角なので、1.28500や1.27000まで引っ張れそうなら引っ張ってみよう、と思っています。
11月の確定拠出年金分を含めた、資産自体(日本債券<個人年金保険>を除く)は、含み益および買付により、先週比 +1.71%。
続伸。
円安を背景に、引き続き強い動きです。USドル円などは、83円をなかなか突破できない状況が続いていますが、それ以外の通貨が対USドルで強含んでいることも有り、マイポートフォリオは続伸しています。
中でも、新興国がここに来て伸びています。先週同様、インド株が約+3.8%と最も上昇。東欧が約+2.5%、ブラジル株、ハンセン指数が約+2%上昇しています。特に、中小型株が強いです。
インドは、小売業の外資参入についての規制緩和案が下院を通過したことも影響しています。MENAファンドも、エジプト大統領権限強化云々で揉めていることもあり上値は重いですが、プラスで終えています。
先進国もオーストラリア株が約+2%上昇するなど、先週同様、ほぼすべてのアセットが上昇しました。
日本の個別株は、先週比で約+2.3%と改善していますが、海外個別株の戻りは弱く約+0.5%の上昇にとどまりました。 先週比でマイナスだったのは、Appleが沈んでいる netWinのみで、約-0.5%下落しました。
為替は円安、USドル安、スイスフラン安となっていますが、リスクオンしている訳ではないようなので注意したいところ。
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