サラリーマン投資 2012/2月3週 [投資履歴]
日銀が事実上のインフレターゲットを導入?。国債買い入れを10兆円増額しました。
FRBをまねて、インフレ目標は、ターゲットではなくゴールと表現しているらしいけど。言葉は、まあどうでもいいですw。
これを受けて、為替、株は即座に反応しましたが...、
これは日銀が考えを改めたのでしょうか?
マーケットだと、
FRBは、経済政策で能動的に誘導しようとする意図があるが、日銀は、上昇するまで金融緩和を継続するという受動的な姿勢に変わりがない、
というのが多数派意見で、政策転換というより、表現の改め程度に見られているようです。
加えて、
産経新聞 2012/02/19 の日曜経済講座では、消費税10%の増税込みでのインフレターゲットで、実質、0%ターゲットで、まやかし
という意見もあるようです。
個人的には、
デフレは、通貨現象というより、人口減や経済のファンダメンタルズによる構造的要因に起因する、という「日銀理論」 よりは、
まずは、
世界中の経済学で主流である、いわゆる「リフレ」派の考え同様、アメリカやヨーロッパ並みに、マネタリーベースを増やして、予想インフレ率を高める必要があると思っているので、
今回の日銀の方向性は正しいと思っていますが、まだまだ緩和策としては規模が小さいと思いますし、 継続して、政策転換したと見なされる努力が必要だと思います。(本当に転換したのであれば...)
それでも、インフレにならないならば、そこで、ファンダメンタルズによる構造的要因に答えを求めるべきだと思います。(長年の金融緩和で、量的緩和では、もうインフレにならないことは証明されている、という意見もあるようですが...)
私自身は、経済学は、
投資において、どうポジションをとるとよいのか、
の判断材料の一つなので、どちらの立場が正しいかどうかはどうでもよいのですが、デフレを巡る議論に関しては、もう少し見通しが良くならないかな、と思っています。
新規購入
投資信託で、日経225インデックス、先進国株式、先進国株式インデックス を定期買い付け。
資産自体は、含み益および買付により、
先週比 2.28%、150週前からは、610.11% の増加。
続伸。日銀のインフレターゲットもどきで、日本に関しては、円安、株高の動き。日本市場が世界の主要マーケットで最も上昇した週となりました。
世界中のマーケットも、そろそろギリシャ問題に飽きてきたのか、徐々にリスクオンが加速している印象を受けますが、
マイ・ポートフォリオとしては、個別株が、日本、海外ともに、+3%ほど改善しましたが、投資信託は、天然資源エネルギーは、-2%下がりましたし、そのほかもグローバルREITが+2%上昇した以外は、1%程度の伸びに止まっています。
為替は先週に引き続き円安。 円安と言っても、ドル円は、まだ70円台ですw。一年前は、83円ぐらいだったこと考えると、多少戻したにすぎませんが、
チャートみると、いよいよ、底を打ちそしうという印象はうけますが...、
年末に書きましたが、底打ちのシグナルは、ドル円では、まずは、83円の突破がめどになります。ここを本格的に越えてくると、90円も視野に入り、いよいよ、ニクソンショック以来の円高トレンドの終焉とみることができると思います。
波動的にも、転換点がここ1~2年に位置しているらしいので、色々とテクニカルな条件は整っていますが、
まあ、妄想しすぎず、あるがままでいたいとは思いますw。
ようやく、DC(確定拠出年金)の運用商品がわかったので、当面の運用商品を決めた。といっても変更はまだ可能ですが...
以前は、債券中心にしていましたが、説明をうけて、先進国株式もしくは先進国債券にしました。理由は、
信託報酬が、今のネット証券で購入しているファンドのものより、0.4%ほど安いためです。
他の新興国債券、新興国株式、日本株、日本債券インデックスなどの商品も、一般に購入するよりは安いのですが、0.05程度だったこともあり、これは市販のものでよいという判断。
インデックスファンドなので、まずはコスト。実際、運用するマザーファンドは市販のファンドと同じなわけですから...、同系統のファンドのリターン自体に違いはないはず。
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