サラリーマン投資 2010/9月第5週 その２

今週、ドル安傾向が鮮明になりました。

９月の３週目のブログで、ドル円が上に抜けると、90円台回復もあるかなと書きましたが、結局、ドルが買い戻される方向にはいきませんでした。

ドル安傾向となった場合、円以外の他通貨に対しても全面安になると見ていたので、

• クロス円が大きく円高にならない
• 為替介入がありえる円と比べると、ユーロに買いが入りやすい

ことも想像に難くないことでしたので、大体予想した通りの動きになっています。わたし自身は、当初のSPをとりながら待つのではなく、一旦利益確定をして改めてポジションをとること選択しましたが...ｗ、

では次の局面はどの様な材料からくるか？ちょっと考えてみました。

次の転換点として材料とみなされやすいのは、

• 米の追加金融緩和の具体的な内容が明らかになるとき(次回のFOMCが有力）
• 米中間選挙
• G２０（内容に拠る）
  
• 企業決算

あたりが基本線かな。とりあえずは、１１月はじめのFOMCで発表されると言われている追加金融緩和で、材料出尽くし。一旦、ドルが買い戻され始めると予測しています。なので、それまでは今のトレンドが続くのではと思っています。

途中で、豪ドル、NZドルなどが大きく下がれば、ロングを仕掛けたいと思いますし、ユーロドルは、当初、昨年の1.5から、今年の1.18の半値戻しの水準である 1.35 で SHORT するつもりでしたが、思いのほか勢いついているので、２/3戻しあたりの 1.389  から1.41 の水準が SHORT を仕掛けるポイントかなと思っています。

新規購入

投資信託で、天然資源エネルギーを定期買い付け。

今週一番安いところで約定しましたが、全体的にあまり動いてないのでとくに言うことナシ。

資産自体（日本株を除いた投資信託のみの合計）は、含み益および買付により、

先週比　1.74%、77週前からは、308.72%　の増加。

小幅続伸。円高というかドル安が進行していますが、外国債券に大きな動きは無し。

株式は、BRICs、天然資源エネルギーが、3%程度上昇したものの、先進国はヨーロッパを筆頭にパッとせず。

個人的に見れば、株式市場は不透明感が漂っていて、ちょっと短期的な動きも予測しにくい状況になっています。DOWなどは比較的高値にきていると見てはいますが、ショートポジションを取る程でもない。

ヘッジで、CFDのVIX指数先物をコールしておこうかと思いましたが、期限が10/19なのでちょっと短過ぎというこで、様子見。

日経平均も、 どちらつかずでポジションがとれず。様子見です。

気になったニュースは、

尖閣諸島問題関連。 色々と問題があり過ぎ、ダメ過ぎで一言で言い表せないので、先週は意図してスルーしました...。個人的見解では、割と本気で衝突しても良かったと思っていますし、いまもそう思っています。そのほうが今後の日本社会において得るものが大きいと思ったからですが、機会があればそれについて書きたいと思います。

それによって日中関係に影響ができることは間違いありませんし、中国投資に悪影響がありますが、そういう問題ではないです。喧嘩にしろ交渉事にしろ、あそこで折れるのはあり得ない。ロシアの北方領土訪問とかも、こういう事やってるからナメられる。

国内でも、渋谷などでデモがあったようですが、 主要マスコミはスルーのようでｗ。普通に、ウヨクの街宣車が吠えているのと同様なスタンスなのかもしれませんが、中国の同じような多数派とも少数派とも取れないデモは報道するというｗ。

マスコミを必要以上に敵視する必要はないですが、日本（国民）のための報道がなされているかどうかは、よくよく注意してみておいたほうがよいです。

任天堂カンファレンス関連。3DSの発売時期などが発表されましたが、３月の発表といい今回の発表といい、なぜこのタイミングなのかがよくわからない内容。

業績をかなり下方修正しましたが、今の為替と想定為替レート、年末のラインナップを見ると、通期はまだ下方修正される可能性があると見ています。Wii なんて、年末ソフト全然ないみたいだし。任天堂は、現状ウオッチリストから外れていますが、もう少し下がるようであれば、カバーして理論株価との乖離具合をチェックしたいと思います。

タグ：投資信託 ユーロドル FX 天然資源エネルギー FOMC 金融緩和策