サラリーマン投資 2010/4月第4週

株式については、短期的には、日本に限らず世界的に高値圏に来ていると見ています。

そういう意味で、日本株については、昨年辺りから保有している銘柄については一旦利確し、割安および成長が見込まれる銘柄にシフトする予定。前にも書いた気がしますがw

投資信託については、まだ２年未満ですので、リバランスなどは考えていませんが、経済状況を勘案して、判断したいと思っています。

リスク要因は、

• ギリシャ問題に代表されるユーロ・リスク 
• 新興国を中心とした本格的な出口戦略

と考えています。

出口戦略は、短期的な下押し圧力になると思いますが、中長期的な成長への買い増しのタイミングとして、ポジティブに考えています。個別株でそれなりの金額を投入する場合やはり注意が必要ですが...。

GSの訴追は、一時的でローカルな問題と見ています。金融株が連れ安する様であれば、国内だと、メガバンク、オリックスであれば買い増していきたいと思います。

一番のリスク要因は、ギリシャに代表されるユーロ問題。

問題の長期化は避けられないし、安易な根本的解決はおそらく困難。一番、ローコストな問題解決は、ドイツに犠牲になってもらうことだと思うけど、そういう流れになった場合に、ドイツがユーロにとどまる経済的メリットはどれほどあるだろう...。もしくは、ギリシャなどの小国のEUからの切り離し...。痛みを伴った政治的決断による解決策しか残っていないと思われます。

ユーロが世界経済を消滅させる日~ヨーロッパ発!第2次グローバル恐慌から資産を守る方法

• 作者: 浜 矩子
• 出版社/ メーカー: フォレスト出版
• 発売日: 2010/03/18
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

 

この本には、資産を守る方法は書かれていませんが、暴落論的な内容でもありません。

ユーロそれ自体について、分かりやすく説明されています。ギリシャなどのPIGS問題がどのような影響を与えうるのか、を知りたい人は参考になると思います。

ギリシャ問題なんて些末な問題を騒ぎ立てるな!!　と思っている人は、この本に限らず、ユーロの歴史を少し勉強することをおすすめします。当事者が、なぜこれほど慌てふためいているのか理解できると思います。

私自身も、ユーロ統合の過程や民族対立に関するヨーロッパの近現代史を、改めて勉強しなおそうかなと思っています。

 

新規購入

投資信託で、資源エネルギーを定期購入。

ソニー(6758)   3,260(800)

下値支持で打診買い。

利益確定

ファナック(6954) 10,590 -> 10,360(100)  +23,000

月曜日の上昇が25MAを下支えに切替していた＆決算発表日ということで寄成。決算を受けて、爆アゲしてますが、完全に踏み上げ...

川崎汽船(9107)  356 -> 403(1000) +47,000

こちらは、昼ごはん食べながら、決算発表後の後場寄り状況を見て、一旦利確。復配したし、海運は安くなれば、そのうちどこか買い戻す予定。

資産自体（日本株を除いた投資信託のみの合計）は、含み益および買付により、

先週比 1.89%、55週前からは、261.08%の 増加。

全体的には、横ばいながら、全ファンドで先週比プラスを確保。加えて、グローバルREITは新高値となり、続伸。

持株では、イノテックが、当面の目処としていた100%越、日神不動産も90%超。小型株は順調。野村、みずほを除けば、他の銘柄も順調に続伸。

決算発表された銘柄については、斜め読みながらチェック。気になったコトとしては、売上高自体は、前期と比べて大きく増加している銘柄が少ない点。利益率自体は、よくなっているので、リストラ、構造改革が進展したということ。

そういう意味で、2009年ほどの市場全体の株価上昇は見込みにくい。個別で、増収増益もしくは割安放置銘柄を探してリターンを確保したいが...、割安なのはそれなりに理由があるわけでｗ。

4月の結果を受けて、カスタムペインのグラフを更新。確定利益は、229,000円。含み損は、０円。含み損は、みずほ、日経２２５連動型上場投信でまだ残っているものの、他の銘柄で十二分に相殺。FXも、プラス圏でいることが長くなりましたが、利確ポイントの95円にはなかなか到達せず。

含み益は、1,720,079円。日本株を少しばかり利益確定しましたが、資産額の大きい、株式の投資信託のリターンがすべて30%を上回っていることも寄与して、先月と同水準を保っています。

 

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