サラリーマン投資 2013/09月3週 [投資履歴]
9/17~18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)が、tapering(量的緩和策の縮小)を見送り、新興国は資金が流入して大きく上昇。マーケットは、アメリカのQE3縮小を織り込みにきていたので、USドル安、新興国通貨高という、ここ最近とは逆の動きとなりました。
マーケットにとっては、テーパリングの見送りは、全く予想外だったわけではないようですし、12月のFOMCで量的緩和策の縮小開始観測からUSドル安も一時的な動きとなりました。
一方で、タカ派のサマーズ元財務長官が次期議長の指名を辞退したことから、イェレン副FRB議長が次期議長有力候補となっており、イェレン議長となると、低金利政策が長期化するという予測もあり、
アメリカの金融政策に不透明感が増しつつあります。
個人的には、縮小開始されれば、引き続き、新興国への投資資金を増やしますが、延期されるようであれば、ニュートラルな状態に戻し、他への資金振り分けを検討しますが...
シリア問題で露呈したように、オバマの求心力が低下していることからアメリカの債務上限問題など含め、
年内は、アメリカの財政・金融政策に振り回されることになりそうです。
新規購入
投資信託で、欧州新成長国、先進国株式インデックス を買い付け。
現物株式では、住友商事(8053) を買い付け。
先月ぐらいから、買い付け額の縮小や購入銘柄の変更をし始めているので、買い付けが減っています。
ホールド継続
FX EUR/USD 1.3000(10) SHORT
資産自体(日本債券<個人年金保険>を除く)は、含み益および買付により、先週比、+3.15%
続伸。
FOMCでQE3縮小が決定されなかったことを受けて、マーケットは大きく上昇。
グローバルREITが約+9.5%、アセアンが約+7.6%、東欧が約+7%、インドが約+6.5%、 ブラジルが約+5%上昇したことが、ポートフォリオのパフォーマンスに寄与しました。
この流れが継続するかはもう少し様子を見ないと分かりませんが、基本はマーケットの動きに沿ってリバランスしていきたいと思っています。とりあえず、インド、ブラジルへの投資額を多めにしていくことは変わらず。
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