サラリーマン投資 2010/10月第3週 [投資履歴]
日経平均が、他の株式市場と比べて騰落率で出遅れているため、日本株離れが進んでいるとか、日本の成長力に疑問を持たれているとかなんとかw...で、悲観的な声を上げている人たちがいますが、果たして、日本株は本当に割安で放置されているのか?
確かに、円を基準に考えている日本(人)の観点でみると、そうなるかもしれませんし、わたし自身も割安だとは思っています。
とはいえ、ドルベースだと他の市場と比べて極端に出遅れているわけではなさそうです。以下に、ドルベース日経平均のローソク足チャートを貼りました。
ピンクというかムラサキのチャートが、ダウ平均。水色のチャートが普段みている円ベースの日経平均になります。
ここ三日間、少し動きが違っていますが、おそらく主力どころの決算の有無によって生じているものと思われ、来週からの国内企業の決算次第では、キャッチアップするとみています。
全体的に見ると、ダウとドルベース日経平均はある程度連動しており、ドル建てな海外勢からすると日本株を必要以上に割安放置しているようには見えません。
つまり、現状のドル安状況に変化がないと、円ベース日経平均の上昇は見込めず、国内企業業績が良くても、円高が進行すれば、企業が円高耐性をつけて、為替差損を減少させたとしても、外国人は日本株を買える状況になりそうにありません。
割とこういう状況であることは理解していたつもりでしたが、改めてチャートをみると、妙に納得してしまったので取り上げてみました。
http://chart.miller.co.jp/chart.cgi?0104I
※ 比較チャートですが、スケールが、ドル換算の日経平均だけなので、どう比較されているかは不明です。おそらく、表示期間開始からの騰落率をベースに算出されているはず...w
ちなみに、日経ヴェリタスによると、年初来騰落率は、日経平均は、-10.6%。ダウは、6.8%。 なので、ドルベース日経平均は、3%ぐらいかな...
新規購入
投資信託で、アセアン成長国、先進国株式インデックス、スリーベイシックを定期買い付け。
もう少し安く買いたいところだけど、ドルコスでコツコツいきます。
ホールド
FX EUR/USD 1.4150(9) SHORT
テクニカル的には、ユーロ下落を示唆しているとは思いますが、まだまだ買いたい向きが多い模様。来週いっぱいは、まだ揉みあうと思います。とはいえ、スキャルとかでなければ、この位置でロングはないと思うけど...
資産自体(日本株を除いた投資信託のみの合計)は、含み益および買付により、
先週比 0.40%、80週前からは、324.97% の増加。
小幅続落。それなりに買い付けをしたことにより、資産自体は微増していますが、 全体的には小幅下落しています。債券の下落が比較的大きかった。
気になったニュースは、
楽天CFDでの個別株などの取引中止。来年からは、指数のみの取引になる。 レバレッジ規制をうけての変更らしい。手数料が高いのでそれほど積極的に売買するつもりはなかったものの、やはりこれだと、CFDである意味がほとんど無いなー。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20101020-01.html
来週の決算発表予定。日本もいよいよ本格的に始まります。やはり、4-9月期の内容よりも、下期予想や想定為替レートが焦点でしょうね。(アメリカ企業は情報元によって若干違いがあるので、ここでは、楽天証券を参考にしています)
10/25 TI、SMK、ソケッツ
10/26 Ford、DuPont、 日本電産、日立建機
10/27 P&G、Deutsche Bank、キヤノン、新日鉄
10/28 Akamai、Conocophillips、Newmont Minig、3M、Microsoft、ExxonMobil、日本ガイシ、信越化学、資生堂、任天堂、アサヒホールディングス、コマツ、日立電線、NTTドコモ、富士通ゼネラル、ファナック
10/29 Chevron、Progress Energy、商船三井、川崎汽船、ソニー、パナソニック、富士フイルム、ぐるなび、昭和電工、日東電工、メガチップス、ユニ・チャーム、野村
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