サラリーマン投資 2010/10月第4週 [投資履歴]
割と忙しいけどw、決算をチェック中。
輸出関連企業は円高で苦しいと言われつつも、米欧の落ち込みを、エコポイントによる国内、新興国需要でなんとかカバーして増益にしているところが多い。キヤノン、日本電産、パナ、ソニー、ホンダなど...。
決算関連のニュースの中で注目したのは、各企業のテレビ事業。
国内シェアトップのシャープおよびパナソニックは、通期のテレビ部門の黒字化に自信を示す一方で、世界シェア2,3を行き来しているソニーは通期でのテレビ事業の黒字化の目標を取り下げた。
ただしシャープは、液晶パネルの在庫増加を余儀なくされているようで、それを受けて通期見通しを下方修正。ソニーがパネルを調達すると報道された台湾・友達光電(AU)も、純利益97%減となっている。
# 個人的な経験から、パナの強気は、後々下方修正として現れるので、あまりあてにしないほうがよいと思うけどw。
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-17915420101029
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-17921020101029
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-17891420101028
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-17876920101028
それでは、メデイアが日本勢を圧倒していると喧伝している韓国勢はどうか?
世界シェアトップのサムソンは、ウォン安の恩恵を受けながらも、 テレビ部門は約165億円の赤字に沈んだ模様で、ソニーと2位争いをしているLGも、携帯電話とテレビ事業の収益悪化で営業赤字となっている。
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-17906920101029
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-17881720101028
東芝の決算がまだなのであれですが、通期で見ると、主要テレビメーカーはどこも非常に厳しい模様。 それでも、テレビ事業をやり続ける理由って何?と損益だけの観点からすると思わざる得ないのが、今回の決算からの印象でした。
少なくとも、日立、三菱電機なども含め、国内はテレビ事業をやっているところが多すぎると思うので、もう少し統廃合をすすめるべきなのかなーと思う一方で、韓国勢に対して遅れをとっているといわれている国内メーカーがリーマンショック以降、円高などの逆風下でも、より体質強化を進め利益を出しているところに、進化も感じることもできた。
日本企業はエコポイントとかの恩恵もあったと思うし、下期のカギは、新興国需要の取り込みと先進国での売り方なのかなと思う。シェアを取りに行くのか、利益確保にいくのかで結構、明暗が分かれそう。
最近読んだMBAの本からすると、こういうのはゲーム理論とかで戦略練ったりするのかなwww。
新規購入
投資信託で、天然資源エネルギー、先進国債券インデックスを定期買い付け。
ホールド
FX EUR/USD 1.4150(9) SHORT
気迷い気味で、終わってみれば揉み合い。メインシナリオどおりなので、来週からドルの買い戻し始まりですねw。
資産自体(日本株を除いた投資信託のみの合計)は、含み益および買付により、
先週比 1.11%、81週前からは、329.74% の増加。
小幅続落。株式市場は全体的に小幅に下げていますが、マイポートフォリオは、いわゆる増額買い付け月なので、資産増加自体が大きいこともあり増加。
保有する日本株は、J-REITが騰勢を強めていることもあり、小幅ながら損益が改善。金融株は相変わらずです...。 野村(笑)の決算もダメダメだし、気長に待ちますw。
気になったニュースというか、企業決算は、
まずは日本ガイシ。電力関連事業の見直しによるガイシおよびNAS電池の悪化が嫌気されて、20%以上の下落。 個人的には、中長期保有したい日本株で、安くなるのをずっと待っていた銘柄の一つ。狼狽ってレベルじゃない下げですが、下げ止まったところを待って買いたいですw。
中国側が一方的に日中首脳会談をキャンセルしたとかなんとか。特に問題ない。少し時間をかけたほうが良いだろうし、こちらから歩み寄る必要はなし。注意すべきは、無責任に一方的な報道をするメディアに対して。
少額株投資の優遇拡充案。 どうなるかわかりませんが、期待せずに待っておきますw
来週はいよいよFOMC、米中間選挙です。雇用統計もあり、結果次第で、マーケットが大きく動きそうですが、さてどうなりますか...
来週の決算発表予定で、注目しているのは以下のとおり。
11/1 住生活グループ、IHI、 DeNA
11/2 BP、Pfizer、日立、イビデン、住友化学、三菱ケミカル、三井化学、オリックス、東京エレクトロン
11/4 BNP Paribas、東レ、日産自動車、 日本海洋掘削、テラ、CCC、ザイン、シスメックス
11/5 日本水産、トヨタ、ブリヂストン、カルソニックK、日本写真印刷、リロHD
コメント 0