サラリーマン投資 2009/12月第5週 その1 [投資履歴]
今年のマーケットも終了。
ということで、2009年、正月に取り上げた銘柄がどうなったか?
その結果を書いてみたいと思います。以下の条件で確認しました。
- 各銘柄を1単元分で購入した場合
- 投資額を1000万円として、銘柄数を均等割合で購入した場合(単元未満もあり)
- 株価は、1/5の始値から、12/30の終値で計算
日本経済新聞の1/3版の企業経営者およ有識者のアンケートの銘柄を
- 一単元分をずつ購入していた場合
- 投資金額 8,955,600 円で、 -1,003,000円。
- 1000万円で10銘柄均等割合で購入していた場合
- +1,289,978円。
銘柄名 | 始値 (1/5) |
終値 (12/30) |
損益(円) (単元数) |
損益(円) (1000万円/銘柄数) |
アサヒビール(2502) | 1,580 | 1,712 | 13,200 | 83,544 |
信越化学工業(4063) | 4,240 | 5,230 | 99,000 | 233,491 |
武田薬品工業(4502) | 4,750 | 3,830 | -92,000 | -193,684 |
資生堂(4911) | 1,907 | 1,781 | -126,000 | -66,072 |
コマツ(6301) | 1,198 | 1,934 | 73,600 | 614,357 |
パナソニック(6752) | 1,150 | 1,325 | 17,500 | 152,174 |
任天堂(7974) | 35,350 | 22,040 | -1,331,000 | -376,521 |
三菱商事(8058) | 1,318 | 2,305 | 98,700 | 748,862 |
東日本旅客鉄道(9020) | 7,290 | 5,870 | -142,000 | -194,787 |
ファーストリテーリング(9983) | 13,610 | 17,400 | 386,000 | 283,615 |
-1,003,000 | 1,284,978 |
日経ヴェリタス、1/4版のストラテジストの銘柄を
- 一単元分をずつ購入していた場合
- 投資金額 11,789,100円で、-549,000円
- 1000万円で15銘柄均等割合で購入していた場合
- +1,293,545円。
銘柄名 | 始値 (1/5) |
終値 (12/30) |
損益(円) (単元数) |
損益(円) (1000万円/銘柄数) |
資生堂(4911) | 1,907 | 1,781 | -126,000 | -44,048 |
日本製鋼所(5631) | 1,295 | 1,179 | -116,000 | -59,717 |
コマツ(6301) | 1,198 | 1,934 | 73,600 | 409,572 |
クボタ(6326) | 664 | 850 |
186,000 | 186,747 |
日本電産(6594) | 3,590 | 8,630 | 504,000 | 935,934 |
パナソニック(6752) | 1,150 | 1,325 | 17,500 | 101,449 |
三菱重工業(7011) | 409 | 325 |
-83,000 | -136,289 |
トヨタ自動車(7203) | 3,030 | 3,880 | 85,000 | 187,019 |
ピジョン(7956) | 2,720 | 3,640 | 92,000 | 225,490 |
任天堂(7974) | 35,350 | 22,040 | -1,331,000 | -251,014 |
三菱UFJ銀行(8306) | 578 | 452 | -12,600 | -145,329 |
東日本旅客鉄道(9020) | 7,290 | 5,870 | -142,000 | -129,858 |
東京電力(9501) | 3,070 | 2,335 | -73,500 | -129,858 |
ニトリ(9843) | 7,110 | 6,930 | -9,000 | -16,878 |
ファーストリテーリング(9983) | 13,610 | 17,470 | 386,000 | 189,077 |
-549,000 | 1,293,545 |
日経ヴェリタス、個人カフェのアンケート結果の銘柄を
- 一単元分をずつ購入していた場合
- 投資金額 7,421,200円で、-69,100円。
- 1000万円で10銘柄均等割合で購入していた場合
- +2,617,219円。
- +2,617,219円。
銘柄名 | 始値 (1/5) |
終値 (12/30) |
損益(円) (単元数) |
損益(円) (1000万円/銘柄数) |
住友金属鉱山(5713) | 1,000 | 1,379 | 379,000 | 379,000 |
コマツ(6301) | 1,198 | 1,934 | 73,600 | 614,357 |
ジーエスユアサ(6674) | 550 | 681 |
131,000 | 238,182 |
ソニー(6758) | 1,995 | 2,670 | 67,500 | 338,346 |
トヨタ自動車(7203) | 3,030 | 3,880 | 85,000 | 280,528 |
任天堂(7974) | 35,350 | 22,040 | -1,331,000 | -376,521 |
三菱商事(8058) | 1,318 | 2,305 | 98,700 | 748,862 |
三菱UFJ銀行(8306) | 578 | 452 | -12,600 | -217,993 |
ファーストリテーリング(9983) | 13,610 | 17,470 | 386,000 | 283,615 |
ソフトバンク(9984) | 1,633 | 2,170 | 53,700 | 328,843 |
-69,100 | 2,617,219 |
ダウの犬投資法の銘柄を
- 一単元分をずつ購入していた場合
- 投資金額 5,211,800円で、-666,900円。
- 1000万円で10銘柄均等割合で購入していた場合
- +3,952,759円。
- +3,952,759円。
銘柄名 | 始値 (1/5) |
終値 (12/30) |
損益(円) (単元数) |
損益(円) (1000万円/銘柄数) |
新日鉄(5401) | 300 | 375 | 75,000 | 250,000 |
JFEホールディングス(5411) | 2,455 | 3,650 | 119,500 | 486,762 |
日産自動車(7201) | 335 | 810 |
47,500 | 1,417,910 |
トヨタ自動車(7203) | 3,030 | 3,880 | 85,000 | 280,528 |
ホンダ(7267) | 1,998 | 3,110 | 111,200 | 556,557 |
キャノン(7751) | 2,890 | 3,910 | 102,000 | 352,941 |
任天堂(7974) | 35,350 | 22,040 | -1,331,000 | -376,521 |
三井物産(8031) | 971 | 1,311 | 98,700 | 350,154 |
三菱商事(8058) | 1,318 | 2,305 | 98,700 | 748,862 |
野村ホールディングス(8604) | 769 | 681 | -8,800 | -114,434 |
-666,900 | 3,952,759 |
みて分かるとおり、結局、
一単元ずつを購入した場合、どのポートフォリオでも、マイナスのパフォーマンスでした。
理由は一目瞭然で、任天堂のアンダーパフォーム。約-38%の下落。値がさ株なので、影響も甚大でした。その他では、銀行、金融系のパフォーマンスの低さが影響しました。自分の銘柄も金融系が原因で今年はマイナス圏を彷徨っていますw。
もっともパフォーマンスが良かったのは、6月終了時点と同じく個人投資家のアンケート銘柄で、約-0.93%でした。
1000万円を銘柄数で均等購入した場合は、一転して、どのポートフォリオもプラスで終了。
もっともパフォーマンスが良かったのは、6月終了時点と同じくダウの犬の投資法銘柄で、約39.5%。日経平均の上昇が、約19%でしたので、約26%のパフォーマンスを出した個人投資家とダウの犬は、日経平均をアウトパフォームしましたが、ストラテジストおよび有識者は、いずれも約12%台で、日経平均を上回ることが出来ませんでした。
ダウの犬のハイパフォーマンスを支えたのは、日産自動車で、約142%の上昇。 ハイブリッド車で、トヨタ、ホンダより出遅れている印象が強かった年初ですが、新興国でもそこそこ頑張っていること、電気自動車による攻勢で見直された模様。
以上の結果から、今年は、
- ディフェンシブ銘柄といわれた内需株が、もはやディフェンシブではないということ。
- 相場を張ってる個人の見通しは肩書きより参考になること。
- ダウの犬は、そこそこ有効な投資法であるということ。
- 環境関連株は一旦落ち着いた感があること。
http://heirtotheempire.blog.so-net.ne.jp/2009-06-28
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