サラリーマン投資 2008/11月第四週 [投資履歴]
年の瀬が近づいてきましたね。
仕事の方は、一つ片付けておかなければならないことがありますが、それが処理できれば、概ね、一段落というところです。
昨年は、11月、12月が激務で、忘年会どころではなったのですが、今年は、丸2年会ってない連中と近況などを話しながら、ゆっくり?忘年会、クリスマス、納会などで、師走を過ごしたいです。
日経は、週を通じて下落。金曜日、指数は切り返しましたが、センチメントは悪化したまま。
外部環境も、アメリカの、シティやBIG3(笑)の動向には注意を払いつつも、なるべくテクニカルだけをみて売買。
新規購入
eワラント
TOPIX コール
三菱地所 コール
日経は、当初みていた、7,500 あたりまできたので打診買い。金曜日、後場の切り返しで、当初のスプレッドよりは上に来て、プラス圏へ。といっても、+5,000。+25,000。なので、あまり気にしても仕方がない。
年金砲が、買い支えていたみたいなので、-1σあたりでとまるかもとおもったが、NYが下抜けたことで、-2σまで落ちてきた。
現状、チャートが機能するようになっているので、それを頼りにうまくこの上げ下げを乗りこなしたいところ。
とはいえ、景気や経済指標はよくないので見切りは早くを心がけます。
あと、気になったニュースとしては、
オリックスが、CB発行を嫌気されて、2日連続、S安に。
2週間前まで、もっていたオリックスのプットワラントを、仮に、まだ持っていた場合、約 +1,500,000 の利益。
こんなことを言っても始まらないのですが、この利益は、とることができた利益だったのか、それとも結果論からくる蜃気楼なのか分析しておくことは、今後の売買タイミング改善に有効だと思い、分析してみた。
おそらく、10日に手仕舞いしなければ、オリックスの株価動向からみて、今日まで、持続していたと想像できます。
では、なぜ、手仕舞いしたのか?
- 7日の急落で、+300,000前後の含み益があり、利益確定するかどうか迷っていた。
- 10日の反発で、含み益が、+30,000 を切った。
という流れからくる心理的な焦りによる、失望売り です。
個人的に、7日に利益確定しなかった時点で、10日のような動きになった場合、ストップロスすることは、今の相場の早さから考えて正しい選択だったと思っています。
従って、7日に利益確定出来なかった要因、
もう少し利幅がとれるかもという期待または可能性を取ったことが、
敗因ということになりますが、あの段階で利益確定することは、よいタイミングだったのかどうか?
利大損小から考えると、判断として間違いで、持続が正しいと思っています。
外部要因から、年金や個人の資金流入があったから、ここで一旦利食いだろう。というこじつけも可能ですが、その前に購入したワラントで、600,000。750,000。と利益が取れていたことを考えると、ここは持続が正しい。
仮に、7日の高値圏で、利益確定していた場合、10日に新たにプット買いをしていたかどうか?おそらく、順調に利益が取れて、調子にのって、プット買いしていた可能性はありますが、確率的には、50%以下。
以上のことから、自分自身の行動分析をしてみると、
もし、あと2週間、オリックスのプットワラントをもっていたら、約+1,500,000 の含み益だったのにーと。悔しがるのは、蜃気楼を追いかけているようなもので、実は、そこにはなかった利益に対して向けられている、という結論になります。
結果論から、こうしておけばよかったということはよくあります。今回は、ほとんど利益が取れませんでしたが、分析してみると、自身の選択肢としては、今の仮定の利益は蜃気楼で、どうしても得られないところにあることがよくわかります。
前はここで売らなかったから失敗したから、一旦売ると、というような場当たり的な行動は、今度は、もっと利益が乗っていたのに、安く売ってしまったということになったりして、自身のスタイルを混乱させることになります。
自分のなかで、ちょっと引っかかるところがあった場合、こういった分析をして、このトレードは間違いで修正すべきなのか、結果はついてこなかったけど正しかったのかを確認しておくことは、次のトレードに向けて意味のあることだと思います。
株式売買を初めて、10ヶ月目。少しずつですが、トレードがうまくなっているのを実感しています。
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