サラリーマン投資 2015/02月1週 [投資履歴]
米雇用統計の内容がよかったことから、週末、USD/JPYはドル高へ。
1月のFOMCを受けて、年内の利上げ期待から、来年年明けに利上げのタイミングが後退していましたが、今回の雇用統計を受けて、再度、年内の利上げ期待が台頭。それを受けての週末の米ドル上昇となりました。
FOMC政策決定を受けた米国株への投資視点
アメリカでは、注目していた、ギリアド・サイエンシズ(GILD)、アトメル(ATML)、ドミニオン・リソーシズ(D) の決算発表がありました。
ギリアドの決算内容は、2013年12月にローンチしたC型肝炎薬のソヴァルディ、2014年10月にローンチしたソヴァルディの改良版ハーボニが売上にプラスされたことで、前年比 Product Sales +127%、Non-GAAP EPS +297% と好決算。
2015年のガイダンスも、こうした新たな製品がないことを考慮すると、まずまずのものだったと思いますが、pharmacy-benefits managers に対するディスカウント率がマーケットの考えるものより大きかったことから、アッヴィ(ABBV) 共々大きく下落しました。
バイオ関連はこれから新薬が承認されそうなものに投資し、実際に承認され販売できるようになると、いきなり大きな売上が発生し株価が何倍にもなりますが、ギリアドは現状そういう銘柄ではないことを理解して、投資する必要があります。
Atmelは、IoT銘柄として注目していますが、決算直後は売られました。通期の決算内容はほぼコンセンサス通りでしたが、4Qの内容が嫌気されたようです。TI、ルネサス、Intelなどとライバルは多いので、ARMベースのMCUがメジャー製品に採用されるかどうかなどが化ける前提となると思います。
Dominion Resources は、発電、送電、天然ガス輸送などを行っている会社ですが、MLPの中流と同じような事業ポートフォリオで原油安の中でどういう決算がでるのか、保有しているアメリカ株式ファンドのポートフォリオにも含まれているということで注目しました。金曜日の引け後に決算発表されましたが、ほぼコンセンサスどおりで悪くない内容。
週末は、アメリカ市場の Utilities 銘柄は爆下げしてたので連れ下げしていますが、週明けどういう動きになるか注目しています。
新規購入
現物株式では、JAM(8922)、オリックス(8591)、トレックス・セミコンダクター(6616)、日立(6501) を買い付け。
投資信託では、新興国債券インデックス、MENAファンド を買い付け。
JAM(日本アセットマーケティング)を新規買い付け。JAMは、端的にいうと、ディスカウントストアのドンキホーテ(7532)の不動産関連会社です。これまで事業的に苦しい状態が続いていましたが、
- インバウンド消費の筆頭であるドンキホーテの店舗の取得、賃貸に専念することで経営が安定化し株価も正常化すると思われること
- ドンキホーテの成長の恩恵も受けられる
というのがポイント高いと思う。
今週、ドンキホーテ(7532)も含めて決算発表がありました。決算後は、株価は下がりましたが、内容に問題ありません。ドンキホーテも同様に下げましたが、会長が退くということで株価が下がりました。
ドンキホーテを直接買いたいところではありますが、こういうピカピカの優良銘柄は急いで買うのではなくて、荒れた時に拾いますw. 優良銘柄ではなく、割安銘柄を買うのが基本スタンスなので。
今週は、オリックス、日立とコンセンサスに届かなくて売られた銘柄を少し拾いました。
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