サラリーマン投資 2015/01月3週 [投資履歴]
今週はなんといっても、スイス国立銀行による、ユーロの上限撤廃の発表!!
2011年9月から実施していた、対ユーロの 1 EUR = 1.20 CHF の上限維持の撤廃発表。金利も-0.25%から-0.75%に拡大することも合わせて発表しました。
それによって、スイス円は、115円台から一時161円、ユーロスイスは、1.20付近から0.85 を割り込みました。スイス株価指数SMIも一時-14%まで下落しました。
損保ジャパン スイス・グローバルリーダー・ファンドレポートから
これによって、世界中のマーケットが影響を受けましたが、個人的に心配したのが、
FXで利用しているFXCM への影響。
264億円ほどの欠損がでているようですが、Leucadia National Corporation(LUK)の救済により、なんとか破綻は免れたようです。この発表前でも、信託保全されているはずなので、自分の資金の心配は、それほどしていませんでしたが、破綻すると色々と面倒なので回避できたのはよかったw。とはいえ、引き続き、ウオッチは必要ですね。
スイス株式ファンドの影響。
ファンドを通じて投資している、ロシュ、リシュモン、ノバルティス、ネスレの株価が、現地通貨ベースでは大きく下落しましたが、スイス円がそれ以上に上昇(円安)に触れたことで、ファンド自体は、前日比で+6.25%上昇。株価下落より、円安の大きさが勝りました。
スイス国立銀行の上限撤廃は、今後のECBの量的緩和の実施を見据えて行われたもので、ユーロの買い手がいなくなったことを意味しますが、ユーロの先安観から、
EUR/USDのパリティ(parity) 、EUR/USD 1.0000 になるのは、2016年あたりだと思っていましたが、2015年以内に達成が前倒しされるのではないかと見ています。
新規購入
現物株式では、トレックス・セミコンダクター(6616)、レーザーテック(6920)、三菱ケミカルホールディングス(4188) を買い付け。
投資信託では、先進国債券インデックス、欧豪リート、ロシア株式、アジア・フロンティア、プレステージ&ラグジュアリー、インド株式、アジア製造業 を買い付け。
マイポートフォリオは、先週比-1.37%下落。 ほとんどのセクタ、ファンドが下落している中、
J-REITが約+8%上昇、
ヨーロッパ株が多いADRも、このマーケット環境のもとで、約+1%と健闘したこと、
今週はファンドなどの買い付けが多かったこと
で、資産状況としては、この程度の下げで済んでいます。いくつか、買いシグナルのでたアメリカ株がありますが、ちょっと躊躇しています。アメリカ株式は基本、上向きだと見ていますが、慎重にポジションを増やしていきます。
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