サラリーマン投資 2014/03月1週 [投資履歴]
三月。東京は、ちょっとだけ、暖かくなった気がします...
気になったニュースとしては、
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用方針として、「運用利回り目標を賃金上昇率を基準にどの程度上回るべきかの数値に変え、国内債券を中心にした運用は求めない」 ことが示されたこと。
公的・準公的資金の運用・リスク管理を見直す政府の有識者会議で座長を務めた伊藤隆敏東京大学大学院教授は、国内外の債券比率を、合計 35~40%にすべきと述べているので、
いまの、GPIFの運用状況からすると、あと20%前後ぐらいが債券から国内外株式になる可能性がありそうです。金額でいうと、約25.7兆円分です。
ブルームバーグのダボス会議でのインタビューで、GPIFの三谷理事長は「GPIFは国債を買い増さず、保有分が満期を迎えたら内外株式や外債への投資を検討する」と述べているので、資金シフトは徐々に行われると思いますが。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N13LV96JTSFQ01.html
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N1Z86Y6JTSEF01.html
あと、日経ヴェリタスの定期購読継続案内が来ているが...、PS4買ったりしたのでちょっと思案中。編集長も変わったらしいしので、今月の内容次第だけど、今週号は評価しづらいなぁ。
新規購入
投資信託で、新興国株式インデックス、netWIN、MENAファンド、スイス株式、南アランドMMF を買い付け。
現物株式では、SUMCO(3436)、北越工業(6364) を買い増し。
資産自体(日本債券<個人年金保険>を除く)は、含み益および買付により、先週比 +2.26%
続伸。マイポートフォリオは、円安の進行や海外個別株の続伸により続伸しています。
ブログを休んでいた、1月末から今週までのマイポートフォリオの動きを見ると、
先進国株式は、損益率が+49.55% から、+51.61% と小幅上昇したものの、
日本株は、損益率が+43.62%から、+35.35% と -8%以上マイナスとなっています。
これは決算発表を受けて、ソディック(6143)やもしもしホットライン(4708)、アダストリア(2685) が下げたことが大きい。日本株全体の戻りも遅いですが...
ソディックやもしもしは、コツコツといくので特に問題ないですが...、アダストリアは...
新興国株式も、+34.63%から、+36.95% と、ほぼ先進国株式と同じ動き。
中でも、MENAファンドの損益率は、+73.29から+80.13% と他を大きくアウトパフォーム。 ドバイ、アブダビあたりの上昇がパフォーマンスを押し上げたようです。同地域のエジプトファンドも、国内の混乱しつつも、約+8%上昇しています。
その他に、アセアンが約+4%、インドは約+3.5%上昇している一方で、 ハンセン指数は、約-1%と低調でした。
まだ、3月ですが、年初に計画していたアロケーションを微調整しました。調整したのは、新興国への配分ですが、今後の動きなども考えて、
もう少し中央アジア、インドシナあたりを厚めにしていきたいと考えました。
新興国のアロケーションの中心を、BRICs から、フロンティア市場及びその他地域にすることを加速させるためでもあります。
具体的には、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、バングラデシュ により資金を割り振ることを考えています。
BRICsへの投資は、インデックスとインド投資をメインに据えて、あとは、ブラジルとその他へ投資するという感じになると思います。
新興国への投資を 100 とすると、70 をBRICs以外のフロンティアなどの市場に投資し、
そのうち、MENA地域+トルコに、40 。
バングラデッシュを含めた中央アジア+ASEANを含めたインドシナ地域に 30。
BRICs は、インデックスで10、インドに10、ブラジルに4、その他に6。
という感じで。 あくまでも、目標ポートフォリオなのですが、割安および伸びそうところを狙っていきたいと思います。
先進国は、引き続き、日、米、スイス、欧州の順で投資していきます。
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