サラリーマン投資 2014/01月4,5週 [企業情報]
財務省が、2013年の貿易統計速報を発表しています。
それによると、日本の貿易収支は、約-11.4兆円と過去最大の輸入超過となっています。
最大の貿易輸出相手国はアメリカで、中国は二番目となっています。逆に、最大の貿易輸入相手国は中国がトップで、アメリカが2番目となっています。
貿易赤字の要因は、
原油及び原粗油が金額ベースで、16.3%伸びて輸入額が約14.24兆円になったこと、
半導体等電子部品が32%伸びて輸入額が約2.5兆円になったこと、
映像機器、船舶の輸出額が、大きく減少したこと
です。
ただし、原油及び原粗油の数量自体は、-0.6%ほど減少しているので、輸入額の増加は、円安による価格上昇が要因と言えそうです。
下記の円換算のグラフでは、円安になった時期から右肩上がりになっていますが、ドルベースのドバイの価格自体は横ばい推移となっています。
貿易統計速報で、個人的に着目したのは、石炭の輸入。前年比で数量が3.5%伸びたにもかかわらず、金額ベースでは、-0.9%減少しています。
一方で、原発停止後、LNG同様に石炭の存在感は増してきています。
下のグラフは、電気事業連合会の電源別電力構成比ですが、石炭火力発電は、昨年2.6%ほど伸びていますが、2013年度はさらに伸びている可能性が高そうですし、
LNGや原油価格と比較すると、コスト的に石炭にもう少し着目すべきだと言えますね。環境負荷を低減させる技術も進んでいるようなので。
2013年の日本の名目GDPは、IMFの推計値で、約483.24兆円となっており、GDP比に占める貿易赤字の割合は、約2.36%となります。
貿易赤字のほとんどが資源エネルギーだったと仮定すると、
年収1,000万円の場合、年間の光熱費・ガソリン代が約23.6万円だったと言うと、現状の貿易赤字を端的に説明していることになるかなw。
そんなわけで、これらの数字をどう考えるかは個々人の判断となりますが。
まだ余裕のあるうちに、色んな意味でのコスト削減、歳出削減をしっかりしてほしいところで、4月から消費増税も始まります。
とはいえ、コスト意識が低いうちは、結局プライマリーバランス(基礎的財政収支)はゼロにならないと思っています。
新規購入
投資信託で、ブラジル株式、天然資源エネルギー、スイス株式、南アランドMMF、トルコリラMMF、を買い付け。
スイス株式を新規に買い付け。年初書いたように、スイス株式に本格的に投資開始します。
南アランドとトルコリラのMMFは、通貨が急落したのでワンショットで買い付け。下がれば買い下がります!!
自動車株がほしいので、トヨタ(7203) あたりを打診買いしようかと思いましたが、貸借倍率50.3%...orz。うんーこの重さ 。もう少し下がったら買うことにますw。
資産自体(日本債券<個人年金保険>を除く)は、含み益および買付により、先週比 -2.45%
軟調。先週に続き大きな下げとなっています。
決算発表シーズンですが、持ち株もボチボチ始まっています。
決算を受けて、アダストリア(2685)でストップ安。ソニー(6758)は格下げで軟調な状態でありながら...orz、
好決算で北越工業(6364)がストップ高、日駐(2353)は、カーシェアリングのニュースや株式分割で爆上げと、悲喜交々な状態。
新興国はいい具合で、投資日和となってきました。特にアセアン。スクエニがスマフォのドラクエM SLで、爆上げしましたが、ここは「ガンガンいこうぜ」だと思っていますw。
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