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サラリーマン投資 2013/05月1週 [投資履歴]

GW後半。

決算発表がボチボチ始まっています。 持ち株としては、まずは、住友商事(8503).

3Q発表時の予想より、売上高は、若干下回ったものの、純利益などは若干ながら上回る内容で、ほぼ想定の範囲での着地となりました。

今期予想は、ほぼ前期と同じ水準となっていますが、セグメント毎の内訳をみると、鉄鋼(Iron&Steel) [住友商事の分類だと金属関連]以外は、前期と同じか若干下回る見通しのようです。(調整値などを加えると前期を少し上回る見通しになっている模様)

住友商事の特徴は事業セグメントのバランスですが、資料をまとめてみると、

前期、稼いだライフスタイルの利益は、ショップチャネルの売却益がなくなり、FY2011とほぼ同じ水準の見通しとなっています。

セグメント分けが若干変わって、リース関連が、輸送機器・建機に移ったことで、建機・インフラの数字自体は増えましたが、移動元の金融など[住友商事の分類だと新産業・機能推進関連]がなくなっているのでほぼ横ばいです。

20130502住友商事セグメント別純利益.jpg

20130502住友商事資源関連純利益.jpg

資源価格の見通しは、前期と同水準で、為替の想定はドル円90円。引き続き、世界経済の回復に対しては、厳しめに見ているようです。

住友商事は鉱物資源の比率が大きいので資源価格、為替変動で利益水準が変化します。(為替は、USドル円の1円円安で、13億円増益)。特に、一般炭、銅価格を厳しめにみているようなので、これらの価格が上振れすると増額が期待できそうですが、

原料炭、鉄鉱石価格は、ある程度回復が前提となっているようです。鉄鉱石の価格は、4Qが、117 ($/t) でしたが、2013年の見通しでは、132 ($/t) となっています。

鉄鉱石価格の推移 - 世界経済のネタ帳

 

足下、鉄鉱石価格は、4Q時点の価格よりは回復しているようですが、今後も続くかは、中国の景気次第となりそうです。

決算数字から導き出した、住友商事の理論株価は、 1,417 円

他の銘柄が足下買われ過ぎていることからみると、割安感がありますし、配当も一株あたり47円、利回りも約3.8% あるので、引き続き買い増していきたいと思っています。

 

※IR補足資料から、石油・ガス事業は、エルエヌジージャパン、北海油田事業権益保有会社2社の損益、化学分野は、住友商事ケミカルの損益、食糧は、バナナ事業2社、SUMMIT GRAIN INVESTMENT の損益の数字を参考に加工しています。

 

新規購入

投資信託で、天然資源エネルギー、ブラジル株式を買い付け。

現物株式で、みずほFG(8411)、丸紅(8002) を買い付け。

FX EUR/USD 1.3000(10) SHORT

引き続きホールド。

20130502.jpg

資産自体(日本債券<個人年金保険>を除く)は、含み益および買付により、先週比-0.37%

横ばい。

金曜日の米雇用統計から円安が進みましたが、日本はGWということで3営業日で木曜日まで。

金曜日の動きは、まだ日本の市場に反映されていないこともあって週明け火曜日からの動きに期待ですが、GWの谷間は小幅な下げで終了となりました。

なので、海外個別株は、先週比約+3%上昇しましたが、国内のREITが先週比約+4.5%上昇した以外は、小幅に下落しました。


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