サラリーマン投資 2013/03月3週 [投資履歴]
キプロスによる預金課税のゴタゴタでマーケットは乱高下。
そもそもキプロスってどこやねん?と地図で調べてしまいましたがw、
トルコの南、エジプトの北、ギリシアの東に浮かんでいる東地中海の島国ですね。
キプロスの近況をざっと見てみると、
1974年に、キプロス共和国でギリシア併合派がクーデターを起こし、トルコが出兵。北部を占領。それ以来南北で分断状態になっています。そこから色々あった後、2001年に北キプロス・トルコ共和国として独立。北キプロスは、世界的に、トルコだけが国として承認しています。
2004年に、EU加盟に際して、国連による調停案のもと、統一の是非を決める投票が行われましたが、元々ギリシア系住民が多いところに、少数のトルコ系住民に有利(というかギリシア系と同等な権利内容)なものだったことでギリシア系住民の多数が反対し調停案は否決。
EUへは、南キプロスだけが加盟。
ざっと見ただけでも、キプロスは、トルコ-ヨーロッパ(ギリシア)の関係を凝縮したような土地であることが分かります。
なので、今回の預金課税の話は、キプロス問題言われますけど、位置的には、南キプロスの話ですね。北キプロスはトルコ系でトルコ語、通貨もユーロではなくトルコリラのようですし。
南キプロスと言わないのは、北キプロス自体が承認されてないことなど政治的な視座に基づくものではあるのでしょうが...
こういう歴史をみると、トルコのEU加盟が大変なのも、何となく分かってきますね。
新規購入
投資信託では、アセアン成長国、先進国株式インデックス、欧州新成長国を買い付け。
現物株式では、ソニー、住友商事を買い付け。
資産自体(日本債券<個人年金保険>を除く)は、含み益および買付により、先週比-1.49%。
大幅反落。
久しぶりの大幅下落となりました。マイポートフォリオは、先進国株式、 新興国株式がともに先週比約-4%、グローバルREITは約-3.5%、外国債券は約-2%と大きく下げました。中でも、オーストラリア株式、インド株が約-6%、東欧が約-6.5%と大きく下げています。
一方で、国内REITは頑強。先週比約+8%と大きく上昇しており、 ポートフォリオの安定に寄与しています。
為替は、キプロスの問題で、リスクオフで円高へ。 日経通貨インデックスの週間上昇率で久しぶりのトップ。一時的なものだと考えていますが、もう少し様子見しながら、押し目買いスタンスで問題ないと見ています。
新興国の為替がらみでは、インドルピー建て、ブラジルレアル建ての債券の買い付け額を増やしました。
新聞や証券会社では、メキシコの通貨ペソをプッシュする声がTPP参加表明後、頻繁に聞こえてようになってきましたが、個人的にはペソも結構有望だとみています。
メキシコは、SMT 新興国債券インデックスの2013年2月28日組み入れ比率は、10.10%で組み入れ比率トップですし、追加で購入予定はないですが、
投資対象通貨としては、
インドルピー、ブラジルレアル、南アランド、トルコリラ、メキシコペソ、ポーランドズロチ、カナダドル、ロシアルーブル、
という順番で、ペソ自体は注目しています。
その次に、
インドネシアルピア、英ポンド、ハンガリーフォリント、マレーシアリンギット
という感じでみています。
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