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サラリーマン投資 2013/01月4,5週 [投資履歴]

仕事がらみで消耗していたこともあり、更新を一週スキップ。連休明けは、周りもリフレッシュしてリスタートするので、毎度大変なのですが...、

それに加えて、年明け早々、色々、動いているので、家に帰っても、仕事からプライベートに頭を切り換えることができなかった。本格的にやばそうなのは3月以降だけど...、まあ、頑張っていくつもりですが、覚悟は必要...

そうはいっても電車内など時間を見つけて、投資関連の書籍や海外ニュースはしっかりチェックしていた。中でも、おもしろかったのが、これ。

データで読み解く中国経済―やがて中国の失速がはじまる

データで読み解く中国経済―やがて中国の失速がはじまる

  • 作者: 川島 博之
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2012/11
  • メディア: 単行本
 

「作りすぎ」が日本の農業をダメにする

「作りすぎ」が日本の農業をダメにする

  • 作者: 川島 博之
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2011/08/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

を買ったら、

中国への投資をどうしようかと思っていたところに、同著者がちょうど良さそうな書籍を出したばかりだったので即購入してみた。表題だけをみると、反中的な書籍と見ることも可能ですが、著者としては、

黙ってても、中国は衰退していくので、日中互いに協力していこうというスタンスです。

内容は全8章あり、1~7章が中国のこと。8章が日本がどうあるべきかについて述べていますが、 8章は内容が浅薄なのであまり参考になりません。それこそ、まじめに日中貿易の分析をするには、日本についても、7章分は最低必要なので、深い議論にはなっていません。次回は、そこを踏まえて日中経済について書いてもらえるとよいかもしれません。

中国経済の分析については、全く新しいことが書かれているわけではないのですが、今世界がみている「中国経済」というものの実体を、概観しています。

著者は、農業関連が専門ということもあってか、中国の農民戸籍の分析から、都市戸籍や共産党との関係。中国が発表している統計情報は、基本的に加工されていることを前提にしながらも、その意図を読み解きながら、お金の流れを推定しています。

著書では、色々な数字を引用しながら、結論から言えば、

不動産バブルが、今の「中国経済」の躍進の大きな割合を占めていることを説明しています。輸出や内需より、圧倒的に不動産です。海外旅行や自家用車の購入をしているのは、程度の差はあれ、間違いなくその恩恵を受けている層によって消費されていると。

そのため、不動産バブルをどう処理していくかが、中国の最大の課題ですが、ハードランディングするにしろ、ソフトランディングするにしろ、バブルははじけるので、

バブルが弾けても大丈夫なような、痛みを和らげるような、ファンダメンタルズの強化を着実に実行していく必要がありますが、賃金上昇や政治的リスクによる外資の逃避は簡単に止められません。内需を強化をするには、自らで何かを生み出す必要がありますが、中国にそれができるかが問題です。

韓国は、日本に色々技術移転してもらって、昨今の国際競争力がありますが、 戦後と今では、日本とりわけ私などの世代は中韓は競争相手と見ているので、無条件に協力するということはあり得えず、技術移転を期待することは、なかなか簡単ではないですし、個人的にはないと思っていますw。

最近の日中関係なども、中国外しをより促進している状況ですし、この著書を読んで、引き続き、中国への投資はアンダーウェートで問題ないことを確認できました。

中国に投資しようとしている人、投資している人にとって、中国経済のよい復習になる内容で、平易に書かれていますので、読んでみることをオススメします。

新規購入

投資信託で、新興国株式インデックス、新興国債券インデックス、オーストラリア株式、インド債券、天然資源エネルギー、ブラジル株式、欧州新成長国 を買い付け。

現物株式では、ソニー(6758)、みずほFG(8411)、日揮(1963)、丸紅(8002)、商船三井(9104)、S&P/ASX200 A-REIT(1555) を買い付け。

2週間分の買い付け。ソニーやみずほは、上昇が急ピッチすぎてちょっと引きます...。ソニーは含み益率が、もう+50%を越えたきたし、長期で投資しようとしてる人からすると迷惑な動き。

20130201.jpg

1月の確定拠出年金分を含めた、資産自体(日本債券<個人年金保険>を除く)は、含み益および買付により、先週比+2.98%。 

堅調。

今週、マイポートフォリオを引っ張ったのは日本株。中でもREITが爆発して、約+10%の大幅上昇。 それ以外の個別株もトータルで約+5%上昇と新興国の約+2%を突き放しての突出した上昇となっています。

為替は、ユーロ>米ドル>円 という感じで、 引き続き円安。一週前の、日銀の決定会合は政府への最後の抵抗を示しましたが、これによって総裁人事はよりリフレ色の強い人物が登用されそうですね。

今月は少しFXできそうなので、今から勝負できそうなところをチェック中。ユーロが思いのほか堅調なのが意外ですが、自分の考えと合わないカレンシーペアには手を出さず様子見で。

決算発表が始まっていますが、丸紅、オリックスなど持ち株は、わりと堅調ですが、保有している物よりは、これから投資できる銘柄探しに集中したいところ。

日本株だと小型株かな...。あと、日揮、頑張れ!!。


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