サラリーマン投資 2009/07月第1週 [投資履歴]
6/27日放送のマーケットウィナーズですが、とても興味深い内容でした。
まずは、とある生保がヘッジのため、とある証券会社からプットオプションを買い、そのプットオプションを売った証券会社がどのような売買を行うかというクイズがありました。
その証券会社は、例えば、1月から3月までの日経平均のように株価が下がってくると、オプションの損失が発生してしまうため、ヘッジのため先物および現物の売り建てを行い、さらに相場に売り圧力がかかるが、3月中旬以降のように株価が戻り始めると、売り持ちの必要がなくなるため、どんどん買い戻しをしていくので、株価の上昇を後押しする、というのが基本的な答えでした。
クイズという形での、司会の岡崎さんの今年前半の日経平均の動向分析でした。 真相はともかく、とても納得させられるものでした。生保の有価証券報告書からこういう分析ができるんだなと...
もう一つは、新興国の分析。おもにBRICsの話しでした。先進国の回復なしに新興国の本格回復は無いという内容。デカップリング論の背景は、新興国の輸出より輸入の増加が大きいことを示した数字によっているものの、輸入の内実は、外資の投資に依るところが大きく、先進国やその企業の回復なしに本格回復がないという説明でした。
中国では大規模な景気対策がされていますが、実際は、外資の投資および技術が付随して投入されなければ、おそらく一時的なもので終わってしまうでしょうし。中国を含め新興国は、なにかしらの施策で自国の潜在力を示すことで、投資を呼び続ける必要がでてくるわけです。
デカップリングなんてないことは、なんとなくわかっていたものの。でも、内需期待で今凄くあげてるし...。とモヤモヤしていたところで、今回の説明を聞いて、非常にすっきりしました。
大和証券の方だったかな、具体的には、インドが有望ということでしたが、個人的にも、インドおよびメコン付近および東南アジアが新興国としては長期的には有望な感じはしています。
新規購入
タカラレーベン(8897) 210(200)
長期目的。出遅れている中小不動産ということでスクリーニングした結果。事業的には、investment をしている不動産会社が良かったけど、リスクが高いところが多くまだ買えない。ここもリスクがないわけではないけど、配当もでるし、上値余地もあるので時間分散、少しずつ購入していきます。 理論株価は、計算ずみなので、そのうち更新予定。
武田薬品工業(4502) 3680 (100)
みずほ(8411) 225(300)
長期目的で購入。触発されたのは、ダウの犬w。現状だと任天堂が一番なのだけど、単元が高すぎるw。短期で回す資金も残しておく必要があるので、タケダとみずほという選択肢が残った。みずほは、ファイナンスの話しがくすぶっているので、迷いながらも、下値支持にきていたので少額購入。 あまり関心なかった銘柄だけど、近いうちに理論株価を出そうw。
オリックス(8591) 5350(300)
下値支持にきたので購入。新株発行のプレスリリースがでて、どう動く心配しましたが、アク抜けですかね。理論株価的にも、許容範囲の減少なので持続です。
投信では、資源エネルギーを定期買付。押しが入っている最中なのでまずまずの位置。
今週末までの結果
09/5/29 | 09/6/5 | 09/6/12 | 09/6/19 | 09/6/26 | 09/7/3 | |
外国債券インデックス | 5.57 | 7.12 | 7.71 | 5.37 | 4.49 | 6.12 |
外国株式インデックス | 17.10 | 21.34 | 24.21 | 14.42 | 13.65 | 15.44 |
グローバルREITインデックス | 21.37 | 30.59 | 28.06 | 21.33 | 18.15 | 16.05 |
資源エネルギー | 24.14 | 27.62 | 30.70 | 17.76 | 15.49 | 13.94 |
新興国株式 | 11.81 | 16.23 | 16.42 | 6.77 | 5.16 | 6.30 |
日本株 | 0.10 | 5.53 | 6.41 | 2.76 | 5.15 | 2.86 |
引き続き、コモディティ関連が下がっていますが、ボラがあるもののレンジ内の動き。長期の日本株を少額ながら増やしています。おもに金融、不動産ですが、ハイテク関連も2、3銘柄ほしいところ。
資産自体(日本株を除いた投資信託のみの合計)は、含み益および買付により、
先週比 1.44%、12週前からは、68.82%の増加。
日経は、週を通じては小幅安。指数の下げはそれほど大きくないものの、センチメントは悪化傾向。海運や信越化学など、チャート的に崩れている銘柄が増えてきており、少し警戒感をもっています。これらの銘柄は買い残も増えているので、投げが出やすい状態かもしれません。基本的には、まだ短期売買は、押し目をねらっていくスタンスですが、買い残が多いものは少し手が出しづらい状況になりつつあります。
今週は、長期向けの株を数銘柄、少額購入。みずほは、ファイナンス問題がいろいろとくすぶっていますが、下げたら買い増すかは要検討。野村を400円台時に買い増せなかったので同じ轍を踏みたくないw。理論株価を出してないので、上昇余地をみて決めたいと思います。タカラレーベンは、これまで買ってきた銘柄だとちょっと異色なのですが、リスクはあるものの上昇余地の大きい中小銘柄を、複数少額でちょっと買ってみようかなと思っています。
サイドバーを更新。
6月は、
確定利益は、+994,000円。確定および含み損は、約-70,000円 となりました。
ポートフォリオは、武田薬品工業を買ったため、日本株の比率がアップしています。
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